ケルヒャーの高圧洗浄機です。
この機種にはK4.00(50Hz)とK4.00(60Hz)があり、使用する地域によって機種が変わります。東日本は50Hz、西日本は60Hzとなります。
(2017年11月現在の現行機種は、K 4 サイレント ホームキット(50Hz/60Hz)になります)





水冷式の静音タイプのため、下のクラスの製品と比べると動作音は静かです。
住宅街で昼間に使っても、周囲に気を使う必要がないレベルの動作音です。もちろん、深夜に使えば周囲の顰蹙(ひんしゅく)を買うことになります。

・洗車

洗車をする際、どうしても出来てしまうのが洗車キズです。これは、表面についた砂ぼこりが洗車するときに擦り付けられて、車の表面にヤスリがけのような細かいキズがつくことで起こります。
晴れた日に、ボンネットに映った太陽を見た時に同心円状に細かい傷が見えれば、それが洗車キズです。

洗車キズを防ぐには、こする前に表面に付いた細かい砂ぼこりを落とす必要があります。
しかし、普通のホースの水圧程度では表面にこびりついた砂ぼこりがなかなか落ちません。
なので、まず洗車の最初に高圧洗浄機で全体をすすいでやる必要があります。

ブレーキダストで汚れやすいホイールは高圧洗浄するだけでも、だいぶきれいになります。



見えにくいですが、ブレーキダストがきれいになっているのが分かるでしょうか?
(分かりにくいため↓の動画を追加しました。)


動画で分かる通り、ブレーキダストで汚れたホイールには効果が十分あります。
しかし、高圧洗浄だけではボディーに付いた排気ガスによる黒い汚れや、アスファルトのタールが溶け込んだ水たまりの水ハネは十分には取れません。やはり、洗剤を使って丁寧に洗う必要があります。(特に白いボディーは目立ちます)

なので、高圧洗浄機はそれだけで洗車が完結するものではなく、洗車の質を上げるための物であると考えるべきです。

もちろん、常に最高の綺麗さを求めない人や、山道を走った後の泥ハネを落としたい人にとっては、高圧洗浄機だけで洗車を終わらせることも出来ます。
ただ、ウォータースポットやイオンデポジットの発生を抑える意味でも最後に水滴の拭き上げを行った方がいいと思います。

・タイル目地の掃除

我が家の玄関前は、タイルが貼ってあるのですがどうしてもタイル目地に苔が生えてきます。
さらに、池もタイルで出来ているのですが、夏場は藻が発生して池の壁面が緑色になります。水を抜いて掃除するのですが、タイル自体は擦ればきれいになるのですが、タイル目地に生えたカビは擦っても落ちにくいので、ケルヒャーが役に立ちます。
ケルヒャーで目地を丁寧になぞると、付着した藻が取れていくのが分かります。

タイル目地の掃除だけでなく、自宅の外壁の掃除にも役立ちます。



【ゆっくりレビュー】高圧洗浄機 ケルヒャー K4.00【mono-log.com】