デロンギ社製のエスプレッソマシン マグニフィカSプラスです。
『ミル』 → 『抽出』 → 『コーヒーカスの排出』
の手順をボタン1つで行ってくれるため、すぐに挽きたてのコーヒー豆で入れたエスプレッソを飲むことができます。


エスプレッソとは

高圧をかけてすばやく抽出するイタリア式のコーヒーのことです。「エクスプレス」(急行)から転じて「エスプレッソ」と呼ばれるようになりました。ギュッと凝縮されたコーヒーの味が特徴です。イタリアではコーヒーといえばエスプレッソを指すぐらい一般的です。


エスプレッソマシンの種類


ハンドル式エスプレッソマシン
バスケットにコーヒー粉を入れて、セットアップして抽出します。コーヒー豆を挽く機能は無いため、別途コーヒーミルを用意するか、コーヒー粉を用意するか必要があります。
価格は1万円前後~あります。
機種によっては抽出圧なども調整可能な本格的な物もあります。バリスタと呼ばれるエスプレッソの専門家達はこだわりがあるため、ハンドル式を使用しています。
自分でコーヒー粉をセットしたり、使用後の洗浄などの手間がかかります。


カプセル式エスプレッソマシン

カプセル式には大きく2種類あります。コーヒー粉が入っていてその場で抽出タイプと、インスタントコーヒーの粉が入っていて溶解するものがあります。
代表的なものとして、前者はネスプレッソ、後者はネスカフェドルチェグストになります。正直、ネスカフェドルチェグストはインスタントコーヒーの延長程度の物です。
ネスプレッソは挽きたての豆を密封しているため、挽きたてと同様の味が楽しめます。
カプセルにも色々な種類があるため、1杯ずつ異なる種類の豆を使うことも簡単にできます。
最近は色々な会社からカプセル式のエスプレッソ豆が出ています。中には互換性が無いものがあるので注意が必要です。
ネスプレッソは1杯当たり70~80円ぐらいのコストがかかります。


全自動式エスプレッソマシン

デロンギ社製マグニフィカSが全自動式になります。粉砕→抽出→排出→洗浄までを自動でやってくれます。やることは、タンクに水を入れる、ボタン押す、排出されたコーヒー粉を捨てる、これだけです。
好きな豆を使えるのがカプセル式と違う最大のメリットになります。もちろん、使う豆によってはカプセル式よりもだいぶコストを抑えることができます。
家庭用から業務用まで様々なものがありますが、家庭用であっても約10万円~と高額です。


デロンギ社製マグニフィカSのレビュー


デロンギ社

エスプレッソの本番であるイタリアに本社を置く家電メーカーです。オイルヒーター、コーヒーメーカー、オーブンやハンドミキサーなどのキッチン用品を主に販売しています。


使い方


コーヒー豆を上のリザーバに入れておきます。蓋にゴムパッキンがついているため、コーヒー豆の酸化は最小限に抑えられます。(コーヒー粉の場合は1杯分ずつ蓋の小窓から投入します。)


タンクに水をを入れます。洗浄にも使われるため、多めに水を入れてセットします。
まず、電源をボタンをおすと洗浄が始まります。ノズルからお湯が出るので、したのトレイで受けてもいいですが、排水を受けるカップをノズル下においておく方がいいと思います。

設定はコーヒー豆の量と抽出量が調整できます。
ダイヤル押すとコーヒー豆の量(濃さ)、ダイヤルを回すと抽出量を調整できます。電源を落としても設定は記憶されるので、好みの設定が決まれば次回以降は特にさわる必要がなくなります。
抽出ボタンを押すと豆を挽いて抽出が始まります。1杯用と2杯用のボタンがあって、2杯用ではノズルの片方ずつにそれぞれのカップを置きます。
抽出が終わったら電源を切ります。自動で洗浄して電源が切れます。


最新機種ではミルクを自動でスチームして泡立ててくれる機種も出ています(購入当時は発売されていませんでした)。私は、本場イタリアと同様にミルクを入れずに砂糖はたっぷり入れるので、ミルクを入れる機能は必要ありません。
(このMAGNIFICA S PLUSでも、手動でミルクをスチームする機能はついています。)





【ゆっくりレビュー】エスプレッソマシン デロンギ マグニフィカ S plus 【mono-log.com】