『ダイナースクラブプレミアムカード』について書いていきます。



ANAダイナースSFCプレミアムカードのレビューは長くなるので、それぞれの機能別に書いていきます。大きく分けて①~③に分類されます。

①ダイナースクラブプレミアムカード
②ANAカードプレミアム
③SFC会員

このうち、ここでは『①ダイナースクラブプレミアムカード』について書いていきます。

そのほかの記事は以下のリンクからどうぞ

・ANAダイナースSFCプレミアムカードについてのレビュー
②ANAカードプレミアムについて
③SFC会員について


ダイナースクラブプレミアムカードについて


ダイナースクラブとは
ダイナースクラブはクレジットカードの国際ブランドの1つで日本では三井住友信託銀行が発行をしています。国内ではJCBの決済網も利用できるようになったため、以前ほど使用できる店舗が少なくて困ることはなくなりました。もちろん、国内でも海外でもVISA/Masterに比べれば使える店舗は限られるので、サブでVISA/Masterのカードは持っている方がいいでしょう。


ダイナースクラブプレミアムカード


プロパーのダイナースクラブカードは、一般カードと招待制のダイナースクラブプレミアムカードがあります。
アメックスセンチュリオンと並んで、ダイナースクラブプレミアムカードはブラックカードと呼ばれます。
他にも券面が黒いカードはありますが、一般的にブラックカードと呼ばれるのはこの2種類のみです。それは、取得難易度や年会費が一般的なクレジットカードに比べてだいぶ厳しい為、別格扱いになっています。
アメックスセンチュリオンは年会費が36万円で、アメックスプラチナカードで年間決済額が数千万円超えないと発行されないと言われています。
一方、ダイナースクラブプレミアムカードの年会費は14万円ですが、そもそもダイナースクラブカード自体が医師や弁護士などのいわゆる士業が対象のクレジットカードで、以前は持ち家かどうかや年齢制限などがあり、たとえ一般カードであっても一握りの人しか持つことができないいわゆるステータスカードでした。
発行元が富士銀行→シティバンク→三井住友信託銀行と変遷する中で、発行条件が緩くなってきていると言われていますが、それでも今でも発行条件が最も厳しいカードの一つです。
ダイナースクラブでは、一般カードであっても利用限度額が明記されていない(基本的にはほぼ利用限度額はない)事からも分かるように、それ相応の社会的立場が求められるカードなのです。
その中の一部の会員にインビテーション(招待)が届いて初めてダイナースクラブプレミアムカードを持つことができます。ちなみに、インビテーションの条件は全く明らかにされていません。
(私はプロパーのダイナースプレミアムカードからANAダイナースSFCプレミアムカードへの変更をしましたが、現在はこの切り替えはできなくなっています。)

年会費は高額ですが、それを補うだけのサービスと優待があります。ダイナースクラブプレミアムカードの優待の中で特に私が使う優待を書いていきます。


ダイナースクラブプレミアムカードのサービス



・ダイナースクラブポイント(還元率は2%マイル→1.5%マイルに変更されました)

利用月額100円に対して1.5ポイント2ポイント付きます。提携航空会社のマイルに、1ポイント=1マイルで交換できます。なので、1.5%2%のマイル還元率となります。また、マイルに交換する前のダイナースクラブポイントは、使用期限が無いため貯め続けて大きく使う事ができます。1マイルの価値は使い方によって大きく変わりますが、ANAマイルを航空券購入ができるANAコインに交換する場合は、1マイル1.6円換算になります。なので、単純計算で100円につき2.43.2円の還元率となります。
ここまで高還元率のカードは他にはありません。おそらく日本一の還元率を誇るカードです。
ただ、プロパーのダイナースプレミアムカードではANAマイルへの移行が年間8万マイルの上限があります。ANAダイナースプレミアムカードであれば、移行上限がありません。


・空港ラウンジ


成田空港 IASS EXECUTIVE LOUNGE 1

ダイナースクラブが独自に提携している空港のラウンジです。基本的にはセキュリティエリア外にあるため、保安検査場を通る余裕を見越して移動する必要がありますが、一部のラウンジはセキュリティゲート内にあります。後述するプライオリティパスとは一部で重複するものの、基本的に違うラインナップのため、プライオリティカードラウンジが満席で使えない場合に、退避先があるという安心感ができます。ラウンジには雑誌やソフトドリンク、無線インターネット(Wifi)が完備されていてくつろぐことができます。
また、市中にもダイナースクラブが提携しているラウンジがあるので、ショッピングに疲れた時に立ち寄ることができます。
本会員、家族会員がそれぞれ本人のみ利用できます。あらかじめ送られてくるクーポンを使用すれば、同伴者も利用できます。


・プライオリティパス
全世界に提携ラウンジを持つサービスです。
ダイナースクラブプレミアムカードでは本会員、家族会員それぞれにプレステージ会員が1枚ずつ発行されます。プレステージ会員は、提携ラウンジを全て無料で利用でき、本来なら年会費がUS$399します。このカードで使えるラウンジは確かに多いのですが、最近はプライオリティパスの年会費よりも年会費が安い『楽天プレミアムカード』などでも発行されているため、会員数が多く、プライオリティパスが入場制限されるという事態が起こっているようです。しかし、ラウンジの選択肢が増えると言う意味で便利な特典です。


・空港荷物往復無料

海外旅行時に、本会員・家族会員それぞれにスーツケース1つずつ空港までの荷物の宅配をしてくれるサービスです。空港までほぼ手ぶらで行って、帰国後に手ぶらで帰ることもできます。


・空港までタクシーまたは特急列車無料
・空港近隣ホテル前泊無料
ダイナースクラブトラベルデスクで50万円以上の旅行手配をすると受けられるサービスです。空港への移動や前泊が無料でできるため便利です。
トラベルデスクでの旅行手配も、電話と郵送でのやり取りになるので旅行代理店に行く必要もなく、24時間の電話対応なので仕事後に電話をかけることもできます。トラベルデスクでツアーを申し込むと、ツアー会社によっては割引もあります。


・コンシェルジュデスク
24時間対応してくれるデスクです。カードデスク、レストランやチケット手配のデスク、トラベルデスクに大きく分かれていて自動応答メッセージの間に番号を入力して担当者につながります。最近はメールでの依頼と回答もできるようになったため、電話に出れなくても用件を伝えて結果を知らせてもらえるようになりました。
コンシェルジュデスクは店と自分の間に他の人が入るため、用件をこなす時間がかかります。レストラン予約なら自分で電話した方が早いはずです。
では、何にコンシェルジュデスクを使うべきでしょうか。それは、探してもらう時に威力を発揮します。

「Aというレストラン予約して欲しいけど、満席なら同じジャンルの同じ価格帯の店を探して下さい」

「何月何日に○○駅周辺のホテルを禁煙室で探して下さい」

このような依頼をすれば、空席や空室を確認した上で返答をもらえて、それに対してどうするかを返事すればいいのです。コンシェルジュが作業中にこちらは別の事ができるのです。○○駅周辺のホテルの部屋が全て満室であってもキャンセル待ちを入れておいてくれて、空きが出たら連絡をくれます。トラベルデスクが旅行代理店だからこそできることです。
もちろん欲しい物がどこで買えるか調べて手配もしてくれます。手配が業務範囲外で不可能であっても手配の仕方を調べてくれることもあります。
また、トラベルデスクでは各社の国内・海外旅行ツアーを取り扱っているため、わざわざ旅行代理店に行くことなく旅行の手配が可能です。ツアー会社によっては割引もあり、トラベルデスクで50万円以上申し込むと特典もあるため便利です。


・一休.comダイヤモンド会員
本来なら6か月の利用料30万円以上必要な一休.comのダイヤモンド会員資格がダイナースクラブプレミアムカードについています。(一休.comにアカウントを作ってダイヤモンド会員にするための手続きが必要です。)
ダイヤモンド会員限定の特典やタイムセールなどがあります。また、ダイヤモンド会員限定特典を用意しているホテルはランクが高いホテルが多いので、そういうホテルを探す時には重宝しています。


・リーディングホテルズ(LHW)会員
世界のラグジュアリーホテルやリゾートが加盟する ザ・リーディングホテルズ・オブ・ザ・ワールド。そのメンバーシップ(年会費150US$)になれます。これも該当するホテルではいろいろな特典を受けることができます。ウエルカムドリンクが部屋に置いてあったり、2泊料金で3泊泊まれるサービスなどもあります。


・自動付帯の海外旅行保険

海外に行く際は海外旅行保険を必ずかけますが、ダイナースクラブプレミアムカードは自動付帯の海外旅行保険がついています。自動付帯なので、ダイナースクラブカードを旅行代金の支払いに使用しなくても海外旅行にいくだけで保険の適応になります。
海外旅行は1週間で1人1万円ぐらいかかるので、自動付帯は助かります。


・家族会員の年会費が無料

家族会員の年会費は無料です。多くのクレジットカードでは家族会員を増やすと年会費が増えていくのですが、ダイナースクラブプレミアムカードでは追加の年会費がありません。一部に本会員のみのサービスもありますが、海外旅行保険や荷物往復無料サービス、ラウンジ利用などのほとんどのサービスは家族会員でも使えます。


・料亭プラン

一見さんお断りのような料亭でも予約をとってくれるサービスです。一度は行ってみたいと思っている料亭にも紹介者がいなくても行くことができます。


他にも様々なサービスがあります

・ショッピングリカバリー
・プレミアムエグゼクティブダイニング
・ごひいき予約
・乗馬クラブ 乗馬体験
・フィットネス優待

など、まだまだあります。

年会費は高いですが、その分付帯するサービスも多く、使いこなせる人にとっては十分に元が取れるカードです。